建設アスベスト(石綿)最高裁判決から考える 気候変動の被害の回避
2021年5月17日、建設現場でアスベスト(石綿)を吸って被害を受けた作業員や遺族らが国と建材メーカーに賠償を求めた訴訟で、最高裁が原告の主張をほぼ認める判決を言い渡した。訴訟が長期にわたっただけではなく、そもそもアスベストの有害性に対する国の対応が不十分だった。この問題を気候変動に置き換えたとき、同じ問題を構造抱えていることがわかる、弁護士でもある気候ネットワーク理事長の浅岡美恵氏はそのように指摘する。
建設アスベスト(石綿)最高裁判決から考える 気候変動の被害の回避
2021-06-20 13:05