窮地に立たされている日本の電力を支える火力発電 経産省、2023年度から水素・アンモニア発電の投資を後押し
脱炭素の流れを受け二酸化炭素(CO2)を排出する火力発電への投資は停滞し、原子力発電の再稼働も遅れる日本。電力需給の綱渡りが今後も続く可能性が高い中、政府は脱炭素と電力の安定供給を実現しようと、2021年末より燃やしてもCO2を出さない水素やアンモニアを燃料とする火力発電所の新設投資を後押しする制度設計を本格化させた。経済産業省は2023年4月の施行を目指すが、果たして新制度の導入によって火力の脱炭素化と電力不足の解消は実現するのだろうか。
窮地に立たされている日本の電力を支える火力発電 経産省、2023年度から水素・アンモニア発電の投資を後押し
2022-01-18 13:07