3GPPにおいて5G向けの無線通信方式であるNR仕様が2018年6月に完成した。本稿ではNRの上位レイヤの中から、ノンスタンドアローン(NRと既存のLTE/LTE-Advancedとを組み合わせて運用)およびスタンドアローン(NR単独で運用)に必要な仕様を解説する。まず、標準化されたアーキテクチャと、LTEとNRの無線リンクを同時に利用するノンスタンドアローン向けに規定されたベアラタイプについて述べる。さらに、上位レイヤの主な機能の中から、2017年10月の特集号で触れていないレイヤ2/3のプロトコル機能について述べ、加えてNRを提供する基地局で用いられるネットワークインタフェースについて解説する。
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